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アメリカの小学校のいいところと衝撃エピソード

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娘は2人とも地元の小学校に通っていた。

 

渡米前に英会話教室に2年以上通わせていたので、外国人と英語で話すある程度の基礎はできていた。

 

日本の勉強は週末使って自宅学習。日本の教科書は日本領事館に申請すれば無料でもらえる。

 

毎日バス停まで子どもたちを連れていき、帰りはバス停にお迎えに行くのが日課だった。わずかな時間だけど学校生活の話を聞ける貴重な時間だった。

 

アメリカの小学校には、英語が母国語じゃない生徒用に、本格的なESLクラスのおかげで、子どもたちは、会話や発音、そして現在形・過去形などの文法に至るまで、とてつもない速いスピードで使いこなすようになった。

 

 

アメリカの学校のいいところ

・朝礼がない(学校に着いたらまずは校庭で遊ぶ)

・上履き、体操着、ランドセルがない

・掃除がない(掃除業者がやるので先生にとってもいいと思う)

・質問すると褒められる

・ルールがない(腕時計不可、携帯電話不可など)

・給食が好きなものを選べる

・夏休みが長い、秋休みがある

・パジャマデーやスポーツデーがある(コスチューム着て登校)

・先生がGoogle翻訳使って助けてくれる

・英語が上達する(フォニックスも小学生で教えてくれる)

・授業で政治問題を取り扱う(大統領選挙、BLM問題など)

・遠足に親がボラティアで参加できる

・とにかく自由

 

 

衝撃エピソード

半日リモート授業・半日登校をしていた娘が、「日本に帰ってもリモート授業に参加したい」と先生に相談。そしたら先生が校長先生に相談し、なんと特別許可がおりた。

 

学校としても、もう生徒じゃない・VISAがない・前例がないなどの理由でいくらでも断ることはできたはず。それにも関わらず、大人の事情を知らない娘の「授業に参加したい」という思いを大事にして、決して否定せず、真っ向から検討してくれた先生たち。

 

週に1回30分だけの参加だけど、日本からシアトルの授業へZoomで参加。先生も時差を考慮してくれたおかげで、娘は6時おきだったけど頑張ってクラスメートと今年度の最後の授業まで参加できた。

 

日本で同じことを生徒が先生に言ったらどうだろうか。すぐに先生は否定しないだろうか?アメリカでもこれはルール違反かもしれない。でもそのリスクよりも子どもの意見を尊重した先生たちに感動した。