シアトルに住んでるとはいえ、アメリカンな食事ばかりというわけにもいかないので、主夫としては日本の食材や調味料を手に入れる必要があった。色々調べたりもしたが、あまり詳しく掲載されているところも少なかったので、ここで詳細をまとめたいと思う。
まず車さえあれば、シアトルは日本の食材や調味料については比較的手に入れやすいと思う。ただし単価はもちろん日本の2倍~3倍はするので諦めや覚悟が必要。たまに値引きもあるので買いだめが重要だったりする。
①宇和島屋
ダウンタウンにもあることから日本食材といえばココ。T-Mobileパークに近いこともありちょっとした観光地でもある。 シアトルに到着してまず下見をしに行ったのがここ。薄切り肉や調味料などほぼ日本のものが並ぶ。都心部にも関わらず駐車場も完備。
https://www.uwajimaya.com/stores/seattle
②セントラル・マーケット
高級食材や新鮮な野菜が並ぶセントラル・マーケット。
日本の調味料を始め海外の食材、ワイン・チーズなども豊富に取り揃える一方で値段が少し高め。
https://central-market.com/locations/
③Hマート
全米で展開している韓国系スーパーでハングル文字の食材も多く並ぶ。品揃えは宇和島屋を超える豊富さもあり、値段は日本と比べて決して安いわけではないが、「きっとここにはある」という安心感が持てるスーパー。薄切り肉や魚も取り揃える。
https://hmartnw.com/hmart-lynnwood-wa/
④Asian Food Center
中華系スーパーだけど 、⑤の99ランチマーケットよりも店内が綺麗で整理された陳列。薄切り肉は種類が少なめ。日本の醤油やみりんなどの調味料は豊富に取り揃えてある。隣にHOBBY LOBBYという文具や雑貨の種類がたくさんある巨大店舗があり、道路向かいにはROSSやDallerTreeなど、ショッピングには申し分なし。
https://www.yelp.com/biz/asian-food-center-seattle
⑤99ランチマーケット
中華系スーパー。シアトルには宇和島屋の近くにチャイナタウンがあるが、そこまで通うのが大変な中国人オーナーが作ったスーパー。値段はここが一番安い。日本食材も豊富で、他では見ないそうめんやそばも取り揃え、冷凍食品も豊富。しかし照明が暗めで、あまり洗練されたスーパーではないため、生鮮食品を買うには少し躊躇する。日本食材よりも、餃子や肉まんなどの中華食材を買いに行くには最適な場所。
https://www.99ranch.com/stores/edmonds
⑥ダイソー
シアトルでは6店舗展開。日本のダイソーにあるような小さな袋のお菓子や醤油などがおいてある。もちろん雑貨や生活用品もあって貴重なダイソー。宇和島屋の隣にあるダイソーが有名だがとても小さく暗いのでお勧めしない。ちなみに、Alderwood Mallにあるダイソーが全米1号店。日本で100円のものは、$1.5で販売。アメリカらでは$1で買えるDollerTreeが有名だが、明らかに品質の差(特に耐久性)があり、ダイソーの拡大は留まることを知らない。現地の日本人だけでなく、すっかり米国人にも品質の高さが定着している。
シアトル近郊の6店舗
http://daisollc.com/locations/
⑦ホールフーズ
Amazonに買収された高級スーパーのWholeFoods。日本の醤油や酢など調味料などが手に入る。
Amazonとの連携は進んでいて、Prime会員だと商品割引あるものがたくさんある。ネットスーパーAmazon Freshで注文すれば、ホールフーズの新鮮な食材が自宅や各地に配備されたAmazon Freshロッカーに届けられる。
さらにはAmazonで購入したほとんどの商品の返品なども受け付けてくれて再梱包・返送する手間も省ける。Amazonが当時のホールフーズの市場価値の何倍もの価格で買収した高級スーパーだけあって、オンライン・オフライン連携が急速に進んでいる。世界で最も進んでいるのがここシアトルかもしれない。
以下、ホールフーズの店内。Amazon連携の様子。
Amazonのピックアップ兼返品コーナー。わざわざ不在がちな自宅に届けてもらうよりも毎日に行くスーパーに届けてもらうのは、とても便利なサービス。これで再発達のロスもなくせる。
以下、上記のシアトル近郊スーパーで入手できる食材たち。(参考:価格は2019年時点)