シアトルにおけるPCR検査のコロナ陰性証明書の取得情報!(2021年3月末時点)
コロナ禍において、アメリカのシアトルから日本に帰国する際に、日本政府指定の陰性証明書をどうやって入手するか、全然インターネットの情報がなかったため、色々な人に聞いて情報を集めたので、帰国される方の一助になれば良いかな。
まず、必ずチェックしなければいけないのが、厚生労働省のHP。昔よりはだいぶわかりやすくなってきた。
大事なのは陰性証明書をどうやって手に入れるか。最新の厚生労働省のHPではこれまた微妙な表現方法で帰国者を悩ます一つ。(以下、抜粋)
「医療機関・医師名、印影については、必ずしも各国で取得できない事情があることから、検疫官の判断により、有効な証明とみなすことがあります。」
こんな微妙な表現方法だと、結局どうしたらいいかわからない。まさかとは思うが、検疫所の判断ではなく、検疫官個人の判断で有効/無効を判断するとも読み取れる。
1. 陰性証明書をクリニックで発行してもらう。
私はシアトルで日本政府の指定フォーマットに記載してくれるクリニックを探し、陰性証明書を発行してもらった。Google検索しても見つからずTwitterで証明書を手に入れた人に聞いて、詳しく教えてもらった。
それが、Lake Bellevue CHIROPRACTICというところ。私が調べた限り、シアトル近郊ではこのクリニックしか見つからなかった。以下のリンクから事前に予約しPCR検査を受けた。
場所はこちら。
駐車場に車を停め、最初に向かったビルがこちら。
でも、ここはDr.Dunnさんがいるクリニックではなく間違ったビル。同じLake Bellevueという名前のビルがあるなんて紛らわしいので注意。
その隣にある正しい建物がこちら。
もともと湖を埋め立てたのか、駐車場を水びだし。建物は水の上に建っている。看板の「40 LAKE BELLEVUE」が目印。
こちらがクリニックの入口。クリニックが対応する保険に加入しているか、In-Network Providerに入っているかメールで確認するとよい。無保険の場合は有料だと思われる。
受付に予約している旨伝えたら、座って待つよう指示あり。待合室で待っていると予約時刻になったらDr. Dunnさんに呼ばれ検査室へ。そしてPCR検査を実施。
陰性証明書は先に自身で氏名やパスポート番号などを記載し、それを当日Dr.に渡せば、翌日には結果が記載されたPDFをEメールで送ってくれる。検査から証明書受領まで24時間かかってなかった。
ビル内の様子。
以下、私が調べた陰性証明書取得の別の方法を共有する。
2. 無料のドライブスルーで検査し英文の検査結果証明書を、日本人の医者に送付し日本政府のフォーマットに記載してもらう。
シアトルのドライブスルーPCR検査会場。
COVID-19 testing locations in King County - King County
シアトル近郊では、英文のPCR検査結果を日本政府指定の陰性証明書に書き写してもらうDr.を見つけられなかったので、日本人Dr.が多そうなCA州で検索したら見つかった。($50)
この方法はドライブスルーの検査結果が出る時間がわからず、さらに指定フォーマットへの書き写す作業もあるから72時間以内に入手できるか不安が残る。
3. 無料のドライブスルーで検査し英文の検査結果証明書のまま帰国する。
おそらく2021/3/19以降の帰国では、おそらくこのドライブスルーの検査結果だけで日本入国できるのではないかと思われる。
これにチャレンジしてくれた方の動画がこちら。
ちなみに、この方の入国は関空なので羽田空港ではないので検疫所も異なるので注意。
羽田空港でもシアトルでのドライブスルーの検査結果を陰性証明書として提示して入国できたことを確認。シアトルタコマ空港でデルタ航空の日本人CAに色々文句は言われたけど、政府指定の検査と結果があったので無事搭乗。羽田空港では問題なく検査官のチェックでOKが出て無事入国。(2021年4月18日追記)
最新の情報はご自身で調べて頂きたいけど、何も情報がないとかなり不安になるし、特にシアトルは日本人が多いにも関わらず、領事館のHPでも明確な情報を見つけられず途方に暮れていたので、誰かの参考になれば!