グローバル本社を含めたAmazonの高層ビル群に囲まれた、圧倒的な存在感を示している"Spheres"。なんと巨大植物園でありながらAmazon社員の仕事場である。
球体の背面には、都心にも関わらず芝生とドッグランが併設されている。Amazon社員の1割が犬を連れて出勤しているためである。
写真左側がグローバル本社。ジェフ・ベゾスCEOもここにいるかも。
写真右ももちろんAmazonのビル。
Amazonのビルには名前がついていて、本社は「DAY1」という名前がつけられている。毎日、常に新しい何かに挑戦する「最初の日」ということを忘れないために名付けられている。
入口を入った途端、温室の暖かさ、植物の空気感が一気に漂い、呼吸をしていてとても気持ちがいい。
40,000以上の世界中の植物がSpheresの中にはあり、常に温度22度、湿度60%に保たれていて、Tシャツ1枚で仕事ができる。
各フロアは回遊できるよう、緩やかな階段でつながっていて、普通の植物園には少ない、仕事ができるよう机や椅子も多数あり、また最上階には簡易ベッドも用意されている。
緑の植物と水はとてもよく調和している。
水槽も設置されており魚の生育もみることができる。
最上階には、"鳥の巣"がデザインされたミーティングスペースが配置されていて、仕事仲間と話や会議をするには、極上の空間である。
最上階からの眺望はこんな感じ。シアトルの街並みの忙しさを忘れさせてくれる環境が、新しいアイデアのヒントになる?
Spheresの中には、コーヒーショップが併設されていて、ドーナツとコーヒー、そしてアイスクリームが注文できる。
ドーナツは超有名店「General Porpoise」のドーナツ。
こちらが「バニラカスタード」。1個$4.25という強気な価格だけど、とろけるカスタードがとても上品でめちゃくちゃうまい。アメリカによくある、甘いだけのドーナツとは雲泥の差。
天井からは青空がよく見える。晴れててよかった。。
球体を構成するのは基本的に五角形の六面体のガラスが使われていて、2,636枚のガラスパネルで覆われている。
隣の高層ビルを見上げることができる。こんなところで仕事してたら出られなくなるなぁ。。。
ここは最上階の写真撮影スポット。
シアトルを語る上で絶対にお勧めな観光スポット。特にどこかの企業に勤めているサラリーマンだったら、なおさら行ってほしい。
職場環境というものがどれだけ大事で、会社はどこまで社員のことを考えてくれているか、改めて知らされる場所だと思った。
最後に、ここAmazon本社のSpheresは、いつでも入ることはできない。2週に1回の土曜日だけ一般開放されていて、しかもそれは早いものがち。
以下のサイトで事前予約が必要。大人は写真付きの証明書(パスポートやワシントン州発行の免許証など)が必要なので注意。
https://www.seattlespheres.com/the-spheres-weekend-public-visits