私が日本からアメリカに移住した際に、LINEの移行について調べたところ古い情報ばかりで、不安いっぱいの中で移行したため、ここに詳細に記載することにする。
なぜアメリカ版LINEに移行しなければならないか?
これは日本の携帯番号を解約した場合、大手キャリアは半年程度で電話番号が再利用されてしまうため、再利用された電話番号を使ってどこかの誰かがLINE登録した場合、その時点で自分の手元のスマホに入っている日本版LINEが使えなくなってしまうから。そうなると復旧の方法がなくなってしまう大問題になるから。
私の環境を事前に共有しておく
- 日本で購入したドコモ版 Xperia XZs をアメリカに持ち込んだ
- 日本でAmazon Japanから香港のキャリア「3」のSIMを購入し、国際ローミングで渡米後1ヶ月は過ごした(8GB/30日)
Amazon.co.jp: 【AT&T】ハワイ・アメリカ本土 プリペイドSIM 30日 データ容量8GB 大容量通話付き: 家電・カメラ
- ドコモ版 Xperia XZsの対応周波数がAT&Tの周波数をカバーしていることを事前に確認しておいた
- アメリカではプリペイドSIMを使おうと考えていた(詳細は別途)
- LINEのバックアップ
まず、「設定」→「アカウント」に行き、メールアドレスとパスワードを確認する。Facebook連携もしておく。ログイン許可にもチェックを入れておく。(万が一のためにPCからアクセスできるようにしておくため)
次に、「設定」→「トーク」に行き、トーク履歴のバックアップ・復元から、Googleドライブにバックアップをしておく。Googleアカウントを設定しておくこと。
- 日本版LINEのアンインストール
バックアップが完了したらLINEアプリをアンインストールする。キャッシュの削除やデータ削除では不可。必ずアンインストールする必要がある。
- SIMの入れ替え
日本SIM、もしくは国際ローミング用の香港SIMから、アメリカで購入したSIMに入れ替え、アクティベートしておく。必ずSMS受信できるよう音声付きSIMを契約すること。
- アメリカ版LINEのインストール
アメリカでのGoogleアカウント作成する。アメリカにいる場合、Googleアカウントの新規作成をして、居住地や言語をアメリカおよび英語にして新規作成する。基本的にアメリカ居住中はこのアメリカ版Googleアカウントを使う。
このアメリカで取得したGoogleアカウントでPlayストアからLINEをダウンロードすることで、『アメリカ版LINE』がダウンロードできる。見た目は日本版LINEとほぼ変わらないように見えるが、LINE Payの導線などが消えている。
アメリカではLINEは未だメジャーではないので無料スタンプが多く、英語のスタンプが多いので重宝する。
- 引き継ぎ作業
アメリカ版LINEをインストールしたら起動して、上記メモしたアカウント情報を入力すれば、友だちやトーク履歴の復元など、元に戻すことができる。
電話番号が再利用される可能性のある解約後半年(渡米後半年)の間に、この作業をやっておく必要がある。
LINEのアンインストールを伴うのでとてもドキドキしながらやることになるが、本当に大事な友だちなどはFacebookやInstagramなど別の連絡手段を確保した上で移行作業にチャレンジすることをお薦めする。