シアトルのダウンタウンに4店舗あるAmazon Goうちの1店舗に、かなりの期待をこめて行ってきた。
というのも無人コンビニというのは、非常に革新的で将来的には間違いなく日本に上陸するであろうビジネススタイルと思っていたから。
入口の自動ドアを開けると、右手にAmazon Goのロゴ。
正面には、自動改札のようなゲート。事前にスマホに「Amazon Go」アプリをインストールしておき、自分のID(U.SのAmazonID)と紐付けておく。
このアプリのトップトップページがQRコードになっており、それを自動改札の天面に読み取り装置があるので、そこにスマホをかざすとゲートが開く。
中は日本のコンビニ同等だが、非常に綺麗に陳列されおり、売り切れのような棚は見当たらない。
ちょうど昼飯時ということもあって、サンドイッチなどを買いに来るお客さんが多かった。
飲み物も充実していて、価格は一般的な価格(スーパーの価格)より少し高め。
例えば、サンドイッチ、お菓子、飲み物など買うと、軽く$10ぐらいいってしまうので注意。
店員が全くいないというわけではなく、常に商品を補充する人がバックヤードから出たり入ったりしていた。
限定マグカップも販売。
陳列棚(上の写真だとコップの下)に重量センサーでもあるのだろうか?商品を手に取ったというアクションを認識できるのは、そこぐらい。
さて、Amazon Goがどういう仕組なのかを探るべく、天井を撮影してみた。センサーらしき、無数の黒いスピーカーのようなものが天井に張り巡らされていた。
少なくてもこれが入店から、人物を紐付け、陳列棚から商品を取るかどうかを見分けているように感じた。
店を出るときは、商品を持ったまま何も(QRコードタッチも)せず、商品をネコババしたような感じで店を出る。
慣れるまでは、盗んだかのような罪悪感が少し残る。。。
お店を出てから約10分後、スマホにレシートが届く。m&mを1個$1.19で買ったレシート。しっかり上部にAmazon Go店内にいた滞在時間も記録され、今回「4分46秒」の滞在。
これから日本は人口減になっていくにあたって、コンビニ好きな日本にはピッタリなハイテク店舗だった。商品がやや高めなのは残念だが、そのうちAmazonのプライベートブランドなんかを陳列し始めたら、それはそれで一気に普及しそうな予感!!